競走馬は脚質によって、大きく
- 逃げ馬
- 先行馬
- 差し馬
- 追い込み馬
の4種類にわけられます。
新潟競馬場の1000メートル直線コースの場合は、過去のデータでは若い馬
では逃げ馬・先行馬のほうが有利、古馬になると差し馬・追い込み馬の方が
有利となっていますが、全体的な傾向としては逃げ/先行有利といえます。
それ以外のコースにおいては、差し馬や追い込み馬が4コーナーからの直線
で一気に逃げ馬を差し切る光景を見ることが多いですが、逃げ馬や先行馬で
決まるレースも少なくありません。
出走数やコースによって変わってきますが、全体的な傾向としては逃げ馬や
先行馬のほうが有利な場合が多いですし、重賞レースよりも未勝利や条件の
緩いレースなどでは逃げ切ることのほうが多い傾向が見られます。
JRA-VANデータラボで調べてみると、この程度の傾向であれば簡単に見つけ
られるものです。
しかし、過去のレースでは逃げ馬や先行馬になる傾向が見られた競走馬でも
次のレースでは逃げることが出来ずに、馬群に巻き込まれてしまう可能性が
ないとは言い切れません。
それとは逆に、差し馬や追い込み馬が次のレースでは先行するという可能性
もあるわけです。
実際に、競馬新聞や競馬予想番組などで「逃げ馬」と展開予想された競走馬
のうち、わずか30%程度しか本当に逃げなかったというデータがあります。
このため、本当に逃げるか、先行するかという見極めが必要になります。
そこで、馬券師の荒木二(つづく)さんが「逃げ馬を探せ!」(販売終了)
に続いて、逃げ馬に特化した馬券術「一騎逃先」を新たに公開しました。
2013年から2016年までの4年間で単勝回収率156%という実績です。
なお、勝率は13.7%で連対率は22.7%、複勝率は31.1%ですから単勝以外
の券種に応用する際の参考にしてください。
対象となるのは、直線コースだけの新潟競馬場1000メートルコースを除く
JRAが主催する芝コースのみです。
ダートや障害レースは対象外となります。
JRA-VANデータラボを使いますので、毎月の使用料が必要です。